除去加工は、金属素材から不要な部分を取り除く加工法のことです。具体的には、刃物・砥石を使って金属を削ったり、砥石によって表面をなめらかにしたり、金属に電流を流して融解させ、切削・穴あけを行ったりします。除去加工の種類除去加工には以下の4つの種類があります。切削加工研削加工砥粒研磨(研磨加工)放電加工切削加工切削加工とは、主に刃物を使って金属を削る加工法です。旋盤加工、フライス加工、穴あけ加工の3種類があり、目的によって使い分けられます。旋盤加工:加工対象を回転させ、これを刃物に接触させて削る加工法。円筒状の部品を制作するのに向いている。フライス加工:加工対象を固定し、回転する刃物を接触させて削る加工法。ブロック状の材料から複雑な形状のものを削りだす際などに用いられる穴あけ加工:ドリルなどを使って加工対象に穴をあける加工法研削加工研削加工とは、砥石を使って金属を削る加工法の一種です。加工対象を固定し、回転する砥石を接触させて金属を削ります。少しずつ削るため加工時間は長いですが、精度の高い加工を行うことができる点が特徴です。砥粒研磨(研磨加工)砥粒研磨(研磨加工)は、研削加工と同様、砥石を使って金属を削る加工法の一種です。研削加工の場合、対象を削って形を整えることが目的ですが、砥粒研磨の場合は、対象の表面を磨くことが目的です。つまり、砥粒研磨は加工対象の仕上げを行うための手法だといえます。放電加工放電加工と歯、電流を流して金属を加熱し、融解させる加工法です。加工液という液体に金属を入れて電流を流し、金属を溶かしていきます。電極が一体となった型を使って金属を成形したり、棒状の電極によって金属に穴をあけたり、ワイヤー状の電極によって金属を切断したりするなど、さまざまな加工法があります。試作品に関するお悩みなら346にご相談ください 「新商品開発の依頼先がたくさんあってコミュニケーションが大変...」「どの部品をどの加工方法でつくればいいかわからない...」「図面を作るのが手間..3Dで出図したい...」 そんなお悩みがあれば、ぜひ346にお問い合わせください。弊社346は、製造業に特化し、様々な専門家を有するメンバーで構成された組織であり、新商品の企画・設計・試作の支援など、製品開発全域にわたる総合支援を行っています。346の支援実績についてはこちらからご確認下さい。Wrriten by 346 inc. with Xaris