サブゼロ処理は、鋼材に対する熱処理方法の一つであり、焼き入れした鋼材を0℃以下の温度で急冷することです。焼き入れした後に行われる処理であり、「零下処理」「深冷処理」とも呼ばれます。ドライアイスや液体窒素などの薬剤を用いることで、-130℃~-190℃の温度で鋼材を急冷することもできます。-100℃までの処理をサブゼロ処理といい、130℃以下の処理を超サブゼロ処理ということもあります。サブロゼ処理を行うことで、金属組織をマルテンサイト(炭素量が過飽和状態になった硬度が高い組織)に変化させることができます。これにより、鋼材の硬度を高めたり、硬度を均一にしたり、耐摩耗性を高めたりすることができます。逆に、サブゼロ処理を行わなかった場合、鋼材の強度が低くなり、形状が変化する恐れがあります。精密部品や金型を制作する際は、サブゼロ処理によって強度を高める必要があります。試作品に関するお悩みなら346にご相談ください 「新商品開発の依頼先がたくさんあってコミュニケーションが大変...」「どの部品をどの加工方法でつくればいいかわからない...」「図面を作るのが手間..3Dで出図したい...」 そんなお悩みがあれば、ぜひ346にお問い合わせください。弊社346は、製造業に特化し、様々な専門家を有するメンバーで構成された組織であり、新商品の企画・設計・試作の支援など、製品開発全域にわたる総合支援を行っています。346の支援実績についてはこちらからご確認下さい。Wrriten by 346 inc. with Xaris