材料噴射法(MJT:Material Jetting)は、3Dプリンターのノズルから材料をステージに噴射し、硬化させる造形法のことです。噴射した材料は、紫外線の照射などの方法によって硬化させます。この方式では、モデル材(光硬化性樹脂など)とサポート材(ワックスなど)の積層を繰り返し、立体モデルを作り出します。材料噴射法(MJT)の種類材料噴射法には3種の代表的な手法があります。MJ(Material Jetting)NPJ(Nano Particle Jetting)DOD(Drop on Demand)MJ(Material Jetting)MJとは、もっとも一般的な材料噴出法です。光硬化性樹脂(モデル材)とワックス(サポート材)を噴射し、光硬化性樹脂を紫外線で硬化させる手法です。モデル材に色・他の材料を混ぜられるので、色・硬度を調整できます。また、精度が高く、複雑な造形物の制作に向いている、という特徴があります。一方、比較的コストが高い、耐久性が弱い、というデメリットがあります。NPJ(Nano Particle Jetting)NPJは、金属粒子(モデル材)を噴射し、熱を加えて金属粒子を結合させることで立体モデルをつくる手法です。短時間で制作できる、MJより高精度の造形が可能、というメリットがあります。DOD(Drop on Demand)DODは、シリコンなどのモデル材を噴射し、冷却によって硬化させる手法です。さまざまな材料を用いることができ、医療機器、電子部品など複雑な製品の製造手法として研究・開発がされています。試作品に関するお悩みなら346にご相談ください 「新商品開発の依頼先がたくさんあってコミュニケーションが大変...」「どの部品をどの加工方法でつくればいいかわからない...」「図面を作るのが手間..3Dで出図したい...」 そんなお悩みがあれば、ぜひ346にお問い合わせください。弊社346は、製造業に特化し、様々な専門家を有するメンバーで構成された組織であり、新商品の企画・設計・試作の支援など、製品開発全域にわたる総合支援を行っています。346の支援実績についてはこちらからご確認下さい。Wrriten by 346 inc. with Xaris