ろう付けとは、金属を接合する手法の一つで、接合する材料の間に合金(ろう)を溶かし、冷却・凝固させることによって接合を行う工法です。一種の接着剤としてろう材を用いるため、母材自体を溶融させずに接合することが可能です。接合部の形状を調整することによって、母材以上の強度を得ることができる点が特徴です。金属を接合する方法にはさまざまな種類がありますが、中でもろう付けは歴史が長く、エジプト期から用いられており、最古の冶金(やきん)技術といわれています。小さなアクセサリーから、比較的大きな金属同士の接合まで、現在でも多くの分野で活用される技術です。はんだ付けとの違いはんだ付けとは、ろう付けと同様、溶融した金属によって素材同士を接合する手法です。ろう付けとの違いは、加工温度にあります。ろう付けの加工温度:450℃以上はんだ付けの加工温度:450℃以下上記のとおり、はんだ付けは加工温度が高い手法です。そのため高い融点を持つ金属素材を使って加工することができます。一方、熱によって加工素材が変形する恐れがあるため、変形を避けたい場合ははんだ付けを選択します。ろう付けの種類ろう付けにはさまざまな種類がありますが、代表的な手法は以下の通りです。抵抗ろう付け:ガスバーナーであぶって溶融させた金属でろう付けする手法真空ろう付け:専用の炉中でろう付けを行う手法レーザーろう付け:レーザーによって溶かした金属でろう付けする手法試作品に関するお悩みなら346にご相談ください弊社346は、製造業に特化し、様々な専門家を有するメンバーで構成された組織であり、新商品の企画・設計・試作の支援など、製品開発全域にわたる総合支援を行っています。 「依頼先がたくさんあってコミュニケーションが大変...」「どの部品をどの加工方法でつくればいいかわからない...」「図面を作るのが手間..3Dで出図したい...」「異なる加工先からの納期や品質のばらつきとその管理が課題...」「試作品の統合プロセスが煩雑で、エラーが発生しやすい...」「メカ部品や電装部品の試作製作方法について詳しく知りたい」 というようなお悩みがあれば、ぜひ346にお問い合わせください。株式会社346について 【会社概要】 会社名:株式会社346 本社:〒370-0059 群馬県高崎市椿町24-3(2F) 東京営業所:〒184-0012 東京都小金井市中町2-24-16 農工大・多摩小金井ベンチャーポート 202号室 (東京農工大学小金井キャンパス内) 代表者:三枝守仁 設立:2017年7月21日 URL:https://346design.com/ 事業内容: デザイン経営を中核にしたものづくりでテクノロジーの民主化を目指す開発・製造総合支援企業。グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)をはじめとし、国内外問わず多くの受賞実績を持つメンバーで構成され、大企業やスタートアップ企業向けの実績多数。企画、デザイン、設計、量産まで、製品開発にかかわる支援をワンストップで提供。Wrriten by 346 inc. with Xaris