放電加工とは、電気のエネルギーによって対象物を溶解させ、不要部分を除去する加工法のことです。除去加工の一種に該当します。具体的には、まず絶縁性の加工液のなかに対象物を沈め、電圧を与えます。これにより、対象物と電極のあいだでアーク放電が生じ、対象物の温度が上昇します。金属の溶解がはじまると、加工液のなかで小さな水蒸気爆発が発生し、対象物の不要部分が除去される、という原理になります。放電加工のメリット・デメリット放電加工は、高い精度で加工できる点が特徴です。たとえ硬度が高い素材でも高い寸法精度で加工できます。対象物に接触しない加工法なので、加工の際に余計な変形が生じる恐れもありません。対象物は加工液のなかで冷却され続けるので、熱による変形も生じません。一方で、加工に時間がかかる点や、導電性のない素材を加工できない点がデメリットです。ケースによっては目的に合わせた電極を作成する必要があるため、工数が増加する可能性もあります。試作品に関するお悩みなら346にご相談ください 「新商品開発の依頼先がたくさんあってコミュニケーションが大変...」「どの部品をどの加工方法でつくればいいかわからない...」「図面を作るのが手間..3Dで出図したい...」 そんなお悩みがあれば、ぜひ346にお問い合わせください。弊社346は、製造業に特化し、様々な専門家を有するメンバーで構成された組織であり、新商品の企画・設計・試作の支援など、製品開発全域にわたる総合支援を行っています。346の支援実績についてはこちらからご確認下さい。Wrriten by 346 inc. with Xaris