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ロストワックス製法

2024/3/10

ロストワックス製法

ロストワックス製法(Lost-wax casting)とは、ワックス(蝋)を使った鋳造方法のことです。具体的には、まずワックスを切削して原型をつくり(3Dプリンターで作ることも多いです)、鋳砂などを使って原型の周囲を固めます。その後、元型の内部のワックスを溶かして空洞をつくり、その中へ溶融した金属を流し込んで鋳造を行います。

ロストワックス製法は寸法精度が高く、鋳肌がきれいな点が特徴です。「精密鋳造」と呼ばれることもあります。ステンレスや炭素鋼などさまざまな素材を用いることができます。

ロストワックス製法のメリット

ロストワックス製法のメリットは4つあります。

さまざまな素材を扱うことができる

ロストワックス製法は、さまざまな金属素材を使用することができます。硬度の高い素材や、靭性の高い素材など、加工が難しい素材でも加工できます。具体的な素材としては以下のものが挙げられます。

  • ステンレス鋼

  • 炭素鋼

  • アルミニウム合金

  • 耐熱合金

寸法精度が高い

ロストワックス製法は、寸法精度が高い点も特徴です。一般的な機械加工よりも形状を自由に調整できます。後で形状を整えるプロセスを省くこともできるため、加工にかかる工数・コストの削減につながるでしょう。

仕上がりの表面がうつくしい

ロストワックス製法は仕上がりの表面が綺麗になるというメリットもあります。製品の外観に直結するパーツの製造などで役立ちます。

複雑な形状にも対応できる

複雑な形状の製品・パーツを製造できる点も大きなメリットです。従来はボルトや溶接で接合していたパーツ同士を一体化させて製造することができます。こうした加工を行うと、製品の強度を向上させたり、制作にかかる工数を削減したりすることができます。

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