ほうろう(琺瑯)とは、金属の表面にガラス質の釉薬(うわぐすり)を塗り、高温で焼きつけたもののことです。「ほうろう」という言葉は、ガラス層のコーティング部分を示す場合と、ほうろう製品全体を示す場合があります。ほうろう加工を行うことで、金属の防錆機能や強度を向上させることができます。浴槽やキッチンのシンク、医療機器などの分野で用いられる技術です。ほうろうのメリットほうろうのメリットは5つあります。耐久性が高まる:プラスチックのコーティングなどと比べると耐久性が高く、カビや湿気に強い。耐熱性・冷却性が向上する:熱の影響による形状の変化がない。熱伝導性も高い耐食・耐酸性の機能が付与される:酸や塩分に対する耐久性が高い。耐薬品性にも優れている審美性が高い:ガラス質特有の光沢が得られる。着色でき、また変色することもない非吸着性の機能が付与される:ガラス質は非吸着性に優れている。飲食物等の汚れやにおいが付きづらく、製品の手入れがしやすいほうろうのデメリット一方、ほうろうのデメリットは2つあります。衝撃に弱い:ガラス質は衝撃にもろく、製品が落下すると欠損や割れが生じる可能性が高い錆が生じることもある:製品の表面全てをガラス質で覆うことは難しいため、内部の金属が錆びる可能性がある。試作品に関するお悩みなら346にご相談ください 「新商品開発の依頼先がたくさんあってコミュニケーションが大変...」「どの部品をどの加工方法でつくればいいかわからない...」「図面を作るのが手間..3Dで出図したい...」 そんなお悩みがあれば、ぜひ346にお問い合わせください。弊社346は、製造業に特化し、様々な専門家を有するメンバーで構成された組織であり、新商品の企画・設計・試作の支援など、製品開発全域にわたる総合支援を行っています。346の支援実績についてはこちらからご確認下さい。Wrriten by 346 inc. with Xaris