押出し成形は、加熱溶融させた樹脂を押し出す成形方法です。肉のミンチをつくるように成形するイメージです。パイプや光ファイバー、包装用フィルムなどを作る際に用いられます。この手法の大きな特徴は、金型内部で樹脂を冷却・固化させない点です。他の手法と違って、金型から押し出された後に冷却・固化を行います。押出し成形の種類押出し成形の代表的な種類は以下の通りです。【押出し成形の種類】異形押出し丸型や角型、「コ」の字型など、さまざまな金型の押出し口を使って成形する手法。パイプや窓枠などを作る際に用いられる。押出し被覆電気を通しやすい芯材に樹脂を被覆させる手法。電線や光ファイバーなどを作る際に用いられる。共押出し複数の樹脂材料を同時に押し出す手法。樹脂を多層化させることで、成形物の特性・機能を変化させることができる。医療チューブなど高機能な製品をつくる際に用いられる。Tダイ法「Tダイ(ハンガーダイ)」と呼ばれる金型を使った手法。平板状の成形物をつくることができる。フィルムやシートの制作に特化した手法である。ラミネート加工にも用いられる。インフレーション法リング状の押出し口を持った金型から、薄いフィルム状の樹脂を押出し、空気を入れて膨張させる手法。袋状のフィルムの成形に特化した手法であり、ビニール袋などを作る際に用いられる。試作品に関するお悩みなら346にご相談ください 「新商品開発の依頼先がたくさんあってコミュニケーションが大変...」「どの部品をどの加工方法でつくればいいかわからない...」「図面を作るのが手間..3Dで出図したい...」 そんなお悩みがあれば、ぜひ346にお問い合わせください。弊社346は、製造業に特化し、様々な専門家を有するメンバーで構成された組織であり、新商品の企画・設計・試作の支援など、製品開発全域にわたる総合支援を行っています。346の支援実績についてはこちらからご確認下さい。Wrriten by 346 inc. with Xaris