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歯切り

2024/5/15

歯切り

歯切りとは、歯車や歯車状の部品を製造する際に、歯面を切削加工する工程のことを指します。歯車は、回転運動を伝達したり、トルクを増減したりするために使用される重要な機械要素の一つです。歯切りは、歯車の性能や寿命に直結する重要な工程であり、高い精度と品質が求められます。

歯切りの種類

歯切りには、主に以下の2種類の方法があります。

  • 創成法

  • 成形法

1. 創成法

創成法は、削りだしたい歯車の形状に合わせた切削工具に、素材となる円盤を回天させながら押しつけていくことによって、外周を少しずつ削っていく方法です。作りたい歯車の形に合わせた切削工具(ラック工具)を用意すれば、短時間・高精度の歯切りが可能となります。代表的な加工機として、ホブ盤やピニオンカッターなどがあります。

2. 成形法

成形法は、歯車の溝と同じ形状をした工具(バイト)をフライス盤に取付け、歯車の外周にある溝をひとつずつ削っていく加工方法です。歯車の外周全体を削っていく創成法と異なり、歯車ひとつひとつの溝を順番に削っていく形となります。

創成法と比べると精度・加工効率ともに劣りますが、汎用のフライス盤に工具を取り付けるだけで加工できるため、低コストで生産できる点がメリットとなります。

【2つの方法の違い】

項目

創成法

成形法

加工原理

作りたい歯車の形状に合わせた切削工具に素材を押し付けて、外周を少しずつ削る

歯車の溝と同じ形状の工具(バイト)で、歯車の外周にある溝を一つずつ削る

加工機

ホブ盤、ピニオンカッターなど専用機

汎用のフライス盤に工具を取り付けて加工

加工時間

短時間

創成法と比べて長い

加工精度

高精度

創成法と比べて精度が劣る

コスト

専用機が必要なため、初期投資が高い

汎用のフライス盤を使用するため、低コスト

適した用途

大量生産、高精度が要求される歯車

少量生産、コストを抑えたい歯車

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