2色成形は、射出成形の一種であり、2種類以上の材料で成形する手法を指します。2色成形では、複数の樹脂や材料、色などを組み合わせた成形物をつくることができます。ここでいう射出成形とは、樹脂などを用いて成形物をつくる加工法のことです。注射器のようなもので金型へ樹脂を注ぎ込み、これを冷却・硬化させることで成形します。自由度が高い加工法であり、複雑な形状の成形物をつくるのに適しています。2色成形では、プラスチック樹脂や熱可塑性エラストマー、ポリ塩化ビニールなどの素材を組み合わせて成形物をつくります。PCのキーボードやTVのリモコンなど、一部だけ光を透過する素材を使った製品の製造などにおいて用いられます。2色成形の特徴2色成形の大きな特徴は、複数の材料が持つ機能性を一挙に付与することができる点です。これにより、制作にかかる工程・時間を短縮でき、コストの削減にもつながります。接着剤を使わずに材料を組み合わせられるため、環境負荷も小さい加工法といえます。試作品に関するお悩みなら346にご相談ください 「新商品開発の依頼先がたくさんあってコミュニケーションが大変...」「どの部品をどの加工方法でつくればいいかわからない...」「図面を作るのが手間..3Dで出図したい...」 そんなお悩みがあれば、ぜひ346にお問い合わせください。弊社346は、製造業に特化し、様々な専門家を有するメンバーで構成された組織であり、新商品の企画・設計・試作の支援など、製品開発全域にわたる総合支援を行っています。346の支援実績についてはこちらからご確認下さい。Wrriten by 346 inc. with Xaris