シート積層法(SHL, Sheet Lamination)は、紙や樹脂、金属などの薄いシート状の材料を一層ずつ接合・積層する3Dプリンティング技術です。層を立体モデルの輪郭に合わせて切断し、造形を行います。他の手法と違って加熱設備や紫外線などの照射設備が必要ない場合が多いため、設備を簡素に済ませられるという特徴があります。加熱などが必要ないため、大きな立体モデルをつくる場合に比較的適しています。シート積層法の種類シート積層法の種類は層の材料・接着方法によって異なります。SDL(Selective Deposition Lamination)UC(Ultrasonic Consolidation)SDL(Selective Deposition Lamination)SDL(Selective Deposition Lamination)とは、特殊な接着剤を使って積層する手法のことです。紙やポリ塩化ビニールなどの材料が用いられることが多いです。大きめな立体モデルをつくるのに適しているのがメリットです。ただ、液槽光重合などの手法に比べて、精度が低く、対応できる立体モデルも少なめな手法です。「ラミネート積層法」「LOM(Laminated Object Manufacturing)」と呼ばれることもあります。UC(Ultrasonic Consolidation)UC(Ultrasonic Consolidation)とは、超音波を使って金属の表面にある酸化物を除去し、材料を接合させる手法のことです。薄い金属箔などの材料が用いられます。高い強度を持った立体モデルを作る際などに用いられます。試作品に関するお悩みなら346にご相談ください 「新商品開発の依頼先がたくさんあってコミュニケーションが大変...」「どの部品をどの加工方法でつくればいいかわからない...」「図面を作るのが手間..3Dで出図したい...」 そんなお悩みがあれば、ぜひ346にお問い合わせください。弊社346は、製造業に特化し、様々な専門家を有するメンバーで構成された組織であり、新商品の企画・設計・試作の支援など、製品開発全域にわたる総合支援を行っています。346の支援実績についてはこちらからご確認下さい。Wrriten by 346 inc. with Xaris