ポリフェニレンサルファイド(PPS)とは、熱可塑性のプラスチック素材の一種であり、耐熱性の高い高性能樹脂(スーパーエンジニアリングプラスチック)に分類される樹脂です。融点が260℃と比較的高く、高い温度のなかで長時間使用されるパーツに用いることができます。電気絶縁性が高く、燃えにくい素材である点も特徴です。コネクターや歯車、電化製品などさまざまな分野で活用されています。PPSの特徴PPSのメリットは大きく4つあります。融点が280℃、熱変形温度が260℃と、耐熱性が高い塩酸などの無機強酸や、強アルカリにも侵されないほど耐薬品性が高い強度・剛性・耐疲労性・耐クリープ性が高い吸水性が低く、水分による寸法変化が生じにくい一方、主なデメリットは4つあります。汎用プラスチックなどと比較すると価格が高いガラス転移点が90℃なので高い負荷がかかる状況で使用する際は注意が必要加工時にバリが出やすい無充填グレードの場合、耐衝撃性が低いので、ガラス繊維などで強化することが多い試作品に関するお悩みなら346にご相談ください 「新商品開発の依頼先がたくさんあってコミュニケーションが大変...」「どの部品をどの加工方法でつくればいいかわからない...」「図面を作るのが手間..3Dで出図したい...」 そんなお悩みがあれば、ぜひ346にお問い合わせください。弊社346は、製造業に特化し、様々な専門家を有するメンバーで構成された組織であり、新商品の企画・設計・試作の支援など、製品開発全域にわたる総合支援を行っています。346の支援実績についてはこちらからご確認下さい。Wrriten by 346 inc. with Xaris