3Dプリンティング(または3DPまたは3Dプリント)とは、立体モデルを作成する技術の一つです。具体的には、3Dモデリングソフトウェア等を用いて作られた3DのCAD設計データ(STLデータ)を基に、素材を層ごとに重ねていき、立体モデルを成形する手法です。このように層を積載する製造方法は、AM(アディティブ・マニュファクチャリング)と呼ばれることもあります。3Dプリンティングの技術は、製品開発・設計、金型・治具を製作する場面などで活用されています。3Dプリンティングは試作品などを短期間でつくることができ、追加工や設計変更にも柔軟に対応できます。これにより、リードタイムの短縮などのメリットが得られます。3Dプリンティングの種類3Dプリンターにはさまざまな種類があります。代表的な手法は以下の2つです。【3Dプリンティングの種類】MEX(FDM)熱で溶かした樹脂を積み重ねる手法。耐久性・耐熱性が高いのが特徴であり、試作品や治具、簡易型の造形でよく用いられる。光造形液状の樹脂を紫外線で硬化させる手法。仕上がりの表面がなめらかになるため、精度が求められる3Dプリンティングで用いられる。3Dプリンティングのメリット3Dプリンティングの主なメリットは4つあります。開発プロセスの高速化開発コストの低減会議で試作品を提示することによるコミュニケーションの活性化試作品を使った試行錯誤による製品品質の向上3Dプリンティングの将来性3Dプリンティングの技術は日々進化しており、その応用範囲も広がっています。金属やプラスチック素材のほか、ガラスやセラミック、生体組織など、さまざまな素材を使った3Dプリントが可能となりつつあります。また、3Dプリンティングは医療分野における応用も進められています。人間の体の一部を再現した模型を作ることで手術の練習を行ったり、患者ごとに最適化された人工肢を製造するといった研究も進んでいます。こうした展開からも明らかなとおり、3Dプリンティングは現代社会における重要な技術の一つと言えます。製品の製造だけではなく、こ社会のさまざまな面で応用される可能性を持った技術です。試作品に関するお悩みなら346にご相談ください弊社346は、製造業に特化し、様々な専門家を有するメンバーで構成された組織であり、新商品の企画・設計・試作の支援など、製品開発全域にわたる総合支援を行っています。「依頼先がたくさんあってコミュニケーションが大変...」「どの部品をどの加工方法でつくればいいかわからない...」「図面を作るのが手間..3Dで出図したい...」「異なる加工先からの納期や品質のばらつきとその管理が課題...」「試作品の統合プロセスが煩雑で、エラーが発生しやすい...」「メカ部品や電装部品の試作製作方法について詳しく知りたい」というようなお悩みがあれば、ぜひ346にお問い合わせください。株式会社346について 【会社概要】 会社名:株式会社346 本社:〒370-0059 群馬県高崎市椿町24-3(2F) 東京営業所:〒184-0012 東京都小金井市中町2-24-16 農工大・多摩小金井ベンチャーポート 202号室 (東京農工大学小金井キャンパス内) 代表者:三枝守仁 設立:2017年7月21日 URL:https://346design.com/ 事業内容: デザイン経営を中核にしたものづくりでテクノロジーの民主化を目指す開発・製造総合支援企業。グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)をはじめとし、国内外問わず多くの受賞実績を持つメンバーで構成され、大企業やスタートアップ企業向けの実績多数。企画、デザイン、設計、量産まで、製品開発にかかわる支援をワンストップで提供。Wrriten by 346 inc. with Xaris