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SUS304

2024/5/3

SUS304

SUS304は、ステンレス鋼の一種であるオーステナイト系ステンレス鋼の代表格です。「さすさんまるよん」と呼ばれます。オーステナイト系ステンレスとは、鉄にクロム・ニッケルを混ぜたステンレス鋼のことです。ステンレス鋼にはさまざまな種類がありますが、SUS304は最も利用されるステンレス鋼に当たります。加工性・防錆性・耐腐食性に優れるというメリットがあります。SUS304よりも防錆性・耐腐食性に優れたステンレス鋼はほかにもありますが、SUS304のほうが値段が安く、コストパフォーマンスに優れています。これにより、SUS304はさまざまな分野の製品に利用されています。

SUS304の特徴

SUS304の主な特徴は以下の通りです。

加工性が良い

SUS304の大きな特徴は、加工性の良さにあります。金属として伸ばしやすく、また粘り強い性質があります。曲げ、絞り加工などの一般的な金属加工が容易に行えます。また、溶接性も良好で、様々な溶接方法に対応できます。

ただ、粘り強い金属なので、切削すると部分的に硬化する性質があります。このことから、切削加工との相性はやや良くないといえるでしょう。ケースによっては加工しづらい点は、SUS304のデメリットのひとつに該当します。

薄板などに使われる

前述のとおり、SUS304は伸ばしやすい性質を持っていることから、薄い金属板として用いられることが多いです。もちろん、厚い金属板として用いられることもあり、そのほか、パイプや鋳物など、さまざまな形状に加工されて活用されています。

化学成分

SUS304の主な化学成分は以下の通りです。

  • 鉄(Fe)

  • クロム(Cr): 18%~

  • ニッケル(Ni): 8%~

  • その他(マンガン、ケイ素、リン、イオウなど)

製品形状と用途

SUS304は加工性に優れるため、薄板、厚板、棒、管(パイプ)、線、鋳物など様々な形状で利用されます。

具体的な用途例は以下の通りです。

  • 建築・建設用部材(手すり、屋根、タンクなど)

  • 化学プラント配管・容器

  • 食品加工機械

  • 医療機器

  • 家庭用品(流し台、調理器具など)

  • 自動車部品

  • 原子力発電関連機器

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