液槽光重合法とは、3Dプリンターの造形方式の一種で、液体の光硬化性樹脂をレーザーなどで硬化させ、積層させる技術です。専用のタンク・槽のなかで光を当てて樹脂を1層ずつ固め、立体モデルを制作します。「光造形法」や「VPP(Vat Photopolymerization)」と呼ばれることもあります。この素材となる光硬化性樹脂は太陽光・湿度に弱いという欠点がありますが、試作品の製作などではよく用いられる手法です。液槽光重合法(VPP:Vat Photopolymerization)の種類液槽光重合法には、「SLA(Stereo Lithography)」と「DLP(Direct Light Processing / Digital Light Processing)」という2つの種類があります。種類によって、制作にかかる時間や価格、制作物の精度などが異なります。【液槽光重合法の種類】SLA(Stereo Lithography)タンクに貯めた液体の光硬化性樹脂を、紫外線レーザーによって硬化させる方法。複雑な造形物や、表面が滑らかな造形物をつくりたい場合に用いられる。太陽光・湿度に弱いという欠点がある。DLP(Direct Light Processing / Digital Light Processing)タンクに貯めた液体の光硬化性樹脂を、レーザーよりも広い範囲の光(プロジェクターなど)によって硬化させる手法。SLAよりも制作にかかる時間が少ない、制作コストが低い、というメリットがある。一方で、SLAよりも精度が悪いというデメリットがある。試作品に関するお悩みなら346にご相談ください 「新商品開発の依頼先がたくさんあってコミュニケーションが大変...」「どの部品をどの加工方法でつくればいいかわからない...」「図面を作るのが手間..3Dで出図したい...」 そんなお悩みがあれば、ぜひ346にお問い合わせください。弊社346は、製造業に特化し、様々な専門家を有するメンバーで構成された組織であり、新商品の企画・設計・試作の支援など、製品開発全域にわたる総合支援を行っています。346の支援実績についてはこちらからご確認下さい。Wrriten by 346 inc. with Xaris